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着物に似合うリップはどう選ぶ?和装メイクで美人になる4つのコツ
普段あまり着る機会のない着物をいざ着るとき、どんなメイクをしたらいいのか悩んだりしますよね。
洋服に比べて鮮やかな色や柄の多い着物は、いつも通りのメイクだと浮いてしまう場合があります。
綺麗に着物を着こなすための最大のポイントは、メイクも着物に合わせて変えることです。
今回はリップの選び方を含めた和装メイクのポイントをご紹介します。
花魁体験でも活用できるので、ぜひ覚えておいてくださいね!
着物美人になりたい!知っておきたい和装メイクのルールとは
せっかく着物を着るのなら、メイクまでしっかりと和装に合わせたものにしたいですよね。
でも和装のときのメイクの仕方っていまいち分からない…という人も多いのではないでしょうか。
和装に似合うメイクは、普段のメイクと具体的にどこが違うのかをチェックしていきましょう。
和装メイクと普段のメイクの違い
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普段私たちがしているメイクは、洋装(普通の洋服)に合わせたメイクです。
チークやアイシャドウで影を作ったり、ハイライトを入れたりして、顔のほりを深く見せていませんか?
実は和装メイクでは、そのまったく逆をする必要があります。
和装メイクは、正面から見て美しくなるように平(たいら)に仕上げるのがポイント。
ふんわりとした柔らかく優しい感じをイメージしながら、眉毛は太く短く、くちびるにはしっかりと色を着けます。
具体的にどのようなポイントを抑えてメイクすればいいのかを、各パーツごとにご紹介します。
ポイント(1)リップメイク
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リップは基本的に、着る着物の色に合わせるのがベストです。
着物自体にたくさんの色が使用されていることがほとんどなので、その使用されている色の中から一色をリップの色として選び、統一させると◎。
ピンク系のリップが合うのは、黒、青、ピンク、紫系の着物、赤系のリップが合うのは赤やオレンジ系の着物とされています。
リップを塗るときは、まずコンシーラーで唇の色を消します。
そのあとリップペンシルで輪郭をとり、肌とリップの境目をはっきりさせましょう。
輪郭が決まったらしっかりと色を埋めていきます。下唇をぽってり描くと、より色っぽい仕上がりになりますよ。
あえてグロスなどはつけずに、マットな質感に仕上げるのがポイントです。
ポイント(2)ベースメイク
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肌の質感を決めるベースメイクは、和装メイクの中で一番重要なポイントと言ってもいいでしょう。
化粧下地はマットなタイプのものを選び、ファンデーションもリキッドタイプのものでしっかりと肌のくすみをカバーしていきます。
色白に仕上げるために、普段使っているものよりもワントーン色味が明るいものを選ぶと◎。
仕上げのパウダーも色が明るくて粒子が細かいものを使いましょう。
キメの細かい肌を作ってくれます。
白くて透明感のある、日本人形のような肌を作るイメージでメイクしていってくださいね。
ポイント(3)アイメイク
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和装のアイメイクのポイントは、切れ長に仕上げることです。
今流行りのぱっちり大きな目ではなく、アイラインを細長く目尻を強調するように引いて、切れ長の目を作りましょう。
アイシャドウの色はベージュや明るめの自然なブラウンを選び、目尻にだけ少し濃いブラウンを入れると、切れ長が強調されます。
マスカラも目尻の方を中心に多めにつけると、艶っぽい目元を演出できます。
まつげにぜひ取り入れてほしいテクニックが、あえてカールをさせないこと。
日本人にはまつげが下がっている、いわゆる「すだれまつげ」の人が多いのですが、実はこれが着物によく似合うんです。
あえてビューラーなどを使わずに、自然な状態のままマスカラを塗るとすだれまつげが強調されて色っぽさがアップしますよ。
ポイント(4)アイブロウ
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和装に似合うのは、緩やかなアーチ型の眉。
やや太めに短く、いつもより濃く描くのがポイントです。
曲線を長めに書いてしまうと洋風な顔立ちになってしまうので注意しましょう。
着物に負けてしまわないように、自分の髪色に合わせた色のペンシルアイブロウでしっかりと書いてください。
仕上げにパウダーアイブロウで眉頭を少しだけぼかすと自然に仕上がりますよ。
普通の和装とはちょっと違う!?華やかな花魁メイク
花魁体験のメイクでは、和装のメイクにプラスしてより豪華絢爛に派手に仕上げるのがコツです。
今回は花魁メイクのコツをご紹介します。
●花魁メイクのポイント
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現在花魁体験などで施されているメイクも、基本的なベースメイクなどは普通の和装の時とそう変わりません。
本物の花魁はおしろいで肌全体を塗っていたので、現代で花魁風メイクを再現する場合も美白が基本です。
普段使用しているものよりもワントーン明るいファンデーションやパウダーを選び、マットな質感の肌を作りましょう。
では、普通の和装と花魁メイクの違うところはどんなところなのかをチェックしていきましょう。
・アイメイク
花魁メイクでは派手な明るいカラーのアイシャドウを使うのが定番です。
日常では使用しないような赤や紫のアイシャドウを乗せて、長いつけまつげや羽根まつげで目元を妖艶に演出します。
眉も和装メイクの時よりは細く描くのがポイント。
赤色のアイブロウで眉を書けば、一気に花魁感を醸し出すことができますよ。
・リップメイク
花魁のリップメイクも目元と同様に「赤」が決め手です。
マットな質感の口紅で、リップを赤く仕上げましょう。
仕上げに唇の真ん中あたりにちょこんとグロスを乗せると、今風の花魁メイクになります。
和装メイクで和風美人になって、着物をしっかり着こなそう
今回は和装メイクのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?
技術が必要に思える和装メイクですが、コツさえつかめれば何も難しいことはありません。
せっかく日本に生まれたのだから、着物を着るときは和装メイクを思いっきり楽しんじゃいましょう。
お顔も含めて和装です!
ぜひ美しいメイクで和装美人を目指してくださいね。
花魁体験studioあられでは専属のスタッフが美しい花魁メイクに仕上げます。
理想の姿やなりたいイメージがある方はお気軽にご相談ください。